新築マンション 首都圏の特異性と共通点

例えば、車椅子の通行に向く傾斜角と幅をもつスロープをつくろうとすると、広い敷地が必要。
また、車椅子向きの緩やかなスロープは距離が長くなるため、先を急ぐ人には不向きという問題もある。 結局、エントランス部分のバリアフリーにはまだ解決しなければならない問題が多い、ということだ。
これからの工夫に期待したい分野でもある。 同じ3LDKでも「ゆとり」はこれだけ違う購入を考えている住宅の間取り、プランが新しいかどうか、見きわめるキーワードがある。
それは、「ゆとり」だ。 住戸のゆとりといえば、最も大切なのは、十分な広さ(専有面積)だ。
購入しようとしている住宅の広さは十分かどうか、客観的に見分ける方法がある。 例えば、マンションの場合、同じ3LDKの間取りでも専有面積60uのものもあるし、90uを超える3LDKもある。
では、最低限どのくらいの広さがあれば十分なのか。 90uの3LDKは非常にゆったりしているが、60uのものは少々狭すぎる、といってもピンとこないかもしれない。
そこで、uを坪に換算してみよう。 1坪は約33uだから、60uは約18坪。

1坪は2畳なので、約18坪は36畳ほどの広さになる。 このなかに、リビングダイニングとキッチン、トイレ、浴室、洗面所、そして玄関を設け、さらに3つの部屋と押入など収納スペースを入れたものが60uの3LDKとなる。
それぞれ具体的な数字を入れてみよう。 まず、リビングダイニングは最低10畳は欲しい。
台所は3畳、浴室と洗面所で3畳。 ここまでの合計16畳にトイレ1畳、玄関2畳に廊下1畳を加えて、20畳。
3つの部屋を6畳2つに45畳1つとすると、プラス16.5畳で36.5畳。 最後に収納スペースが2畳分くらい欲しいのでそれをプラス。
最終的な合計畳数は38.5畳となる。 60uの3LDKは36畳大なので、計算した38.5畳の間取りは入らない。
無理をしてでも押し込むためには、25畳分をどこかで削らなければならない。 どこを削るかというと、まず、キッチンの3畳を2畳にし、6畳大の2部屋のうち1部屋を4.5畳にする。
そうやって、できあがる3LDKは、想像しただけでもキツキツ。 実際、ゆとりのない間取りだ。

もう少しリビングダイニングとキッチンにゆとりを持たせ、3つの部屋を共に6畳以上にするには最低でも75uほどの広さが必要だ。 坪表示で約23坪。
46畳大の広さとなる。 同様に計算すると、1LDKは40u以上、2LDKは60u以上、4LDKは83u以上がどうしても必要な広さとなる。

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